数年前、訪日中国人が日本製家庭薬を爆買いするニュースが、テレビなどで紹介されました。ある中国ポータルサイトが、「日本で買うべき12の神薬」を紹介したからです。「神薬」に選ばれた商品には、日本ならではのきめ細かい工夫が見られました。
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1、中国では手に入らない優れもの商品
中国では、使い捨てアイマスクや液体絆創膏、角質軟化クリーム、虫刺され予防薬、咳止めシロップ、口内炎パッチなどが大人気です。中国国内では、このような便利な製品が作られていません。また偽物が売られているため、日本国内で買うことが重視されています。
2、技術力の高さが売上に貢献
液体の消炎鎮痛剤は、首の曲がった容器デザインのため、首や背中にもしっかりと届きます。中の液体がラバーキャップからスムーズに滲みだすので、塗布しやすいことも人気の秘密。多種多様な容器を作れる確かな技術が、日本の競争力の高さに貢献しています。
3、使い勝手の良さが強み
大きなサイズの消炎湿布剤は患部を十分にカバーでき、肌と同じベージュ色を採用しているため、貼っていることが目につきません。剥がす時にも痛くない適度な粘着力など、ユーザーの立場に立った商品づくりができることが、日本の大きな強みです。。
4、わかりやすいイラスト付きパッケージ
「熱冷却シート」には、熱を出した子供や男性が、額にシートを貼っているイラストが表示されています。日本語が分からない外国人にも、簡単に使い方が理解できるため、SNSの口コミなどで評判になりました。冷却時間が長く、肌に優しい弱酸性であることも好まれています。
女性を魅了する外見や香り
目薬でありながら、香水瓶を思わせるパッケージにフローラルハーブの香り。近年、健康や美容に気を使う中国人女性が増え、オシャレな医薬品に注目が集まっています。自分用としてだけでなく、友人・親戚にお土産として購入するケースも多いそうです。
日本人にとってはありふれた商品でも、海外では大変価値のある品物となります。インバウンド消費が滞っている今、「自社の商品やサービスを海外に広めたい!」とお考えの方は、是非とも弊社にご一報を!EC事業やWEB広告のお手伝いも致します。
訪日ラボ https://honichi.com/news/2019/05/27/shinyakutoha/
インバウンドNOW https://inboundnow.jp/media/knowhow/1974/
BY YI