ぬか漬けで認知症を予防できる?日本の伝統食で健康寿命をのばそう

ぬか漬けで認知症を予防できる?日本の伝統食で健康寿命をのばそう

日本の食卓で古くから愛されてきた「ぬか漬け」ですが、近年の研究により、ぬか漬けは認知症にも効果が期待できることがわかってきました

今回はぬか漬けの健康効果について改めてご紹介するとともに、気になる塩分についても解説していきます。ぜひ参考にしてください。

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ぬか漬けに含まれる「乳酸菌」に注目

ぬか床の中には乳酸菌や酵母などの菌が数多く含まれており、そこに漬けられた野菜にも多くの有用菌が付着しています。つまりぬか漬けも、ヨーグルトやチーズ、味噌、納豆などと同じく「発酵食品」と定義できるわけですね。

しかも、ぬか漬けに含まれる乳酸菌の数は健康食品の代表とも言えるヨーグルトに引けを取りません。食卓に発酵食品を取り入れようと思うなら、ぬか漬けも欠かすことができない存在と言えるでしょう。

乳酸菌は認知症予防に効果アリ

人の健康寿命を脅かす最も大きな原因のひとつに「認知症」がありますが、最近の研究により、認知症の人の腸内では善玉菌が減っていることがわかりました。そこで注目されているのが発酵食品に含まれる乳酸菌です。

発酵食品に含まれる乳酸菌には、腸内の悪玉菌を減らす効果があることがわかっています。さらには乳酸菌を摂取することで認知機能が改善したという、見逃せない研究結果も報告されています。

ぬか漬けの乳酸菌こそが「生きて腸まで届く」

実は、ぬか漬けの乳酸菌はチーズやヨーグルトなどの菌と比較すると「強い」ことがわかっています。同じ環境下であればぬか漬けの乳酸菌のほうが数倍長生きするため、生きた乳酸菌を腸まで届けたいなら、ぬか漬けのほうが有効と言えるわけですね

カリウムによって塩分摂取量を抑えられる

ぬか漬けは塩分が心配だと思う方も多いかもしれませんが、これはぬか漬けに使用する主な材料が「野菜」であることから、そこまで大きく心配する必要はないでしょう。

大根やキュウリ、人参などぬか漬けに適した野菜には、塩分の排出に効果がある「カリウム」が多く含まれています。もちろん程度の問題はありますが、浅く漬けたぬか漬けを適量食べるくらいであれば、体調に支障が出るほどの塩分摂取量になることはありません

まとめ

どんなに体が健康でも、脳が健康でなければ人生を楽しむことはできません。健康寿命の最後の課題とも言える認知症問題を解決する鍵として、ぬか漬けが持つポテンシャルは必ず活用できることでしょう。

大きなビジネスチャンスをつかむためにも、ぜひ弊社と共にヘルスケア市場を活性化させていきませんか。興味のある方はぜひご一報ください。

<参考>

土岐内科クリニックブログ「ぬか漬けで認知症予防!効能と気になる塩分は?」:https://brain-gr.com/tokinaika_clinic/blog/health/prevention-of-dementia-by-pickling-rice-bran/

NHK「ぬか漬けの乳酸菌はなぜ強い?」:https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2019/168/421032.html

わかもと製薬株式会社「乳酸菌」:https://www.wakamoto-pharm.co.jp/customer/aspergillus-oryzae/

腸と健康「乳酸菌・ビフィズス菌の摂取で認知機能が改善」:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO56009540V20C20A2000000?page=2

MK