夏によく聞く『夏バテ』という言葉は、みなさんご存知だと思いますが、秋にも『秋バテ』と言われる体の不調を表す言葉があるのです。
Contents
秋に起こる体の不調の症状
- 呼吸器の不調
- 自律神経の乱れ
- 内臓の冷え
- 水分不足
呼吸器の不調
朝晩の冷え込みや、気候の変化により秋は呼吸器の不調を訴える人が多いそうです。空気が通過する気道や肺は、呼吸するたびに外界に接しています。そのため、微妙な温度差にも敏感で、病原体も入り込みやすい状態にあります。
もっとも多い症状は咳で、急性と慢性に大別することができます。急性の咳の多くは、かぜなどの感染症(上気道炎)に伴うもので、安静にしていれば、ほとんどが数日から1週間ほどで自然に治まります。しかし、かぜやインフルエンザをきっかけに下気道の炎症(気管支炎や肺炎)を発症することもあり油断はできません。
予防方法:
- 手洗い:手指の先までていねいに
- 体温調節:衣類や空調でこまめに体温調節
- ワクチン接種:インフルエンザ対策は、早めのワクチン接種で
- アレルギー対策:外出時は、マスクでアレルギー対策を
自律神経の乱れ
原因は、温度差による自律神経の乱れによるものです。
秋は季節の変わり目で気温差や気圧の変化があるため、体は温度差に対応しきれず自律神経が乱れがちになったりします。自律神経は体温以外に血液循環・代謝などの機能もコントロールしているため、全身に様々な症状が現れるのです。
予防方法:自律神経を整える湯舟につかってリラックスすることが大切です。
ぬるま湯にゆっくりとつかり、体を中から温めましょう。リラックスすることで自律神経の乱れを整えるとともに、血液の巡りもよくなるので湯船につかることが大切です!
内臓の冷え
夏の間に内臓を冷やしていると、秋になっても下痢、便秘、食欲不振、全身の血液の流れが悪くなるなど様々な症状が現れます。
予防方法:体を温める食材を積極的に取り入れて内臓が冷えることで免疫力も下がり風邪もひきやすくなります。常温や温かいもの、体を温める食材(ネギ、ニラ、ショウガ、ニンニクなど)を取り入れて、体を冷やさないようにしましょう。
水分不足
暑い夏が過ぎると水分補給の意識も薄れがちです。水分が不足すると血液がドロドロになり、全身に酸素が届きにくくなることで、体調不良を起こしてしまいます。
予防方法:こまめに水分補給!!
日中はまだまだ暑い日も続きますので、こまめに水分を補給しましょう。冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまうので常温~温かい飲み物がオススメです。
”秋バテ”にならないよう上記の予防方法を生活の中に取り入れて、『食欲の秋』、『芸術の秋』、『読書の秋』いろんな秋を思いっきり楽しんでください。
大人の安心倶楽部
https://www.secom.co.jp/otona/health/no23_1510.html
秋バテ予防 季節の健康情報
https://kentei.healthcare/info/column/?p=1838
BY NY