9月の中旬に入り、夕方になると涼しく感じる日が増えてきました。
ちょうど季節が夏から秋へと移り変わる時期です。朝夕の気温差から体調を崩す方も多いのではないでしょうか?
風邪予防の6つのポイント
- 外出時にマスクを着用する
マスクでウイルスが体の中に入ってくるのをブロックしましょう。 - 人混みや繁華街への外出を控える
免疫力が落ちていて、ウィルスに感染し易いです。また、人から人へウィルスを移してしまう恐れもあります。 - 温度・湿度のコントロール
空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜が乾燥して体の防御機能が低下します。また、冷房の寒さで体が冷えると血液循環が悪くなり、免疫力低下につながります。適度な湿度
(50~60%)を保つと良いといわれています。 - うがい、手洗いをこまめに!
新型コロナウィルスの流行で、日々の生活の習慣として根付いている方も多いと思います。帰宅時のうがい、手洗いでウィルスや細菌を洗い流すことが予防の最善策です。
手洗いの際には、手首も忘れずに洗いましょう。
石鹸を流水でよく洗い流した後、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取ります。 - 十分な休養、バランスの良い食事を心がける
ストレスや睡眠不足によって免疫力が低下するため、生活リズムを整え睡眠を確保し、精神的にもリラックスできる時間をとりましょう。
また、偏食を避け、バランス良く栄養をとることが大切です。風邪の予防効果を高めるためには、体の免疫システムに欠かせないビタミンCとエネルギー産生や鼻や喉の粘膜を強化する働きのあるビタミンB群をとることがポイントです。食事で補えない場合は、サプリメントを活用するのもおすすめです。 - カラダを冷やさない
「冷えは万病のもと」です!体を冷やしすぎると免疫力が低下し、体調不良を引き起こす原因になると考えられています。温度差に合わせて、こまめに衣服の脱ぎ着をすることを心がけましょう。また、就寝前の入浴は簡単なシャワーで済まさず、体をしっかり温めるよう湯船に浸かりましょう。
寒さだけは風邪にはかかりません。
乾燥、疲労や睡眠不足などで誘引されることはあるようです。寒さで血管が収縮して繊毛運動が弱くなったり、乾燥によって粘液が乾いたりすることで、体の防御力が落ちやすいといわれています。ちょうど、この9月、10月頃は寒暖差が激しくなることから、気温の変化に体がついていかず、体に負担がかかることで、風邪をひきやすい(=体の防御システムが弱りやすい)のです。
日頃から、風邪を引かない体づくりに努めたいですね。
万が一、すでに風邪を引いてしまったという際には、無理をせず体をしっかり温め、タンパク質中心の栄養のある食事をとり、必要に応じて医療機関を受診してくださいね。
(参考)
(1) 大塚製薬「健康コラム」
https://www.otsuka.co.jp/b240/column/column001.html
(2) 第一三共ヘルスケア「風邪の予防」
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/01_kaze/index3.html
BY MK