今年も梅雨の季節がやって参りました。
例年6月の平均気温も低くありませんので、ジメジメした過ごしにくい日が続きますよね。
梅雨が終わるとすぐに夏がやってきますが、梅雨明け後の日本の夏は本当に蒸し暑く、猛暑となる日が多いです。
気象庁のデータから今年の夏(6〜8月)の天候見通しは全国的に平年並みか高くなると言われていて、東京の昨年2019年8月の月平均の最高気温は、32.8℃となっています。猛暑を乗り切るため、エアコンが効いた涼しい部屋や薄着、冷たい飲食物を摂取したりして、体を冷やす機会が増えてくると思います。
皆さんは、この「冷え」が免疫力、健康力を低下させてしまうことをご存知でしょうか?
加齢に伴い、人の平均体温はわずかに低下しますが、体温が低い人はその冷えによって血
流が悪くなり、免疫力が低下するため病気になりやすいと言われています。
日本人の平均体温は36.89℃といわれていますが、昔の人からみると現代人の体温は低い
そうです。
医学研究では、人体の中心温度を日常的に1℃高くすることで免疫システムが最大30%向上することが示されています。
体の理想的な体温を維持するために、毎日簡単に続ける事ができる食事をご紹介します。
玄米、味噌汁、納豆、焼き魚などの「和食」がおすすめですが、中でも味噌汁は、温め効
果が抜群の上、大豆に塩や麹菌を加えて熟成・発酵させた食品のため、発汗により失われ
る適度な塩分を補うこともできます。
味噌汁の具材に、かぼちゃやごぼうなどの根菜類加えれば、温め効果も向上します。
また、具材のアレンジ幅が広く、豆腐や卵、厚揚げなどを加えて、タンパク質も補うことができるとても魅力的な食品なのです。
食事以外では、服装の工夫をする(羽織など1枚プラスする、室内では靴下を履くなど)、毎日の入浴をシャワーではなく湯船にしっかり浸かるなどして体を冷やさない、体温をあげることを意識し生活してみてはいかがでしょうか。
(参考)
気象庁 http://www.jma.go.jp/jma/index.html
テルモ体温研究所 https://www.terumo-taion.jp/index.htm
オムロンhttps://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/
大正製薬ダイレクト https://www.taisho-direct.jp/simages/contents/column/
NHK健康チャンネル https://www.nhk.or.jp/kenko/
WELLCARE http://www.wellcare-global.com/
By MK