新型コロナウイルスが再び猛威を奮い始めました。2020年11月29日厚生労働省発表によると、国内の総感染者数は143,139人、死亡者2,105人、新規感染者(2020年11月28日)は2,674人となりました。感染者数に意識が向く中で、感染や疑わしい時にはどうしたら良いのか、今一度、整理しましたので、ぜひご覧ください。
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【感染が心配・感染が疑われる場合の対応】
以下に箇条書きした、4つのいずれかに当てはまる場合は、最寄りの保健所などに設置されている、※1「帰国者・接触者相談センター」へ相談しましょう。
・息苦しさ(呼吸困難)や強いだるさ(倦怠感)高熱等の強い症状がある場合。
・重症化しやすい方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪症状がある場合。
・高齢者の方や基礎疾患(糖尿病・心不全・呼吸器疾患など)のある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や、抗がん剤などを用いている方。
・上記以外の方で発熱(37.5℃以上)や咳など軽い風邪の症状(4日以上)が続く場合。
症状はないけれど、新型コロナウイルスに関する一般的なことを聞きたい、確認したい場合は、※2「各都道府県に設置されている相談窓口」へ相談しましょう。
【感染していないか調べたい場合】
帰国者・接触者相談センターや、かかりつけ医、各都道府県に設置されている相談窓口に、まず電話で相談します。相談し感染が疑われると判断された場合に、検査機関を紹介してくれるようです。
【濃厚接触者とは】
新型コロナウイルスに感染していることが判明した方と、近距離にいた場合を指します。具体的には、感染予防策をせずに手で触れた場合や、1m以内の距離で約15分以上接触があった場合に、濃厚接触者と考えられているようです。
基本的には、感染者との接触がどの程度あったかを保健所が調査し、濃厚接触者に該当するか判断するそうです。
【濃厚接触者になった場合】
濃厚接触者と判断された場合は、原則検査が行われます。また、結果が陰性(非感染)でも、感染した方との接触後14日間は、不要不急の外出を控えるなど、保健所の指示に従う必要があるようです。
【濃厚接触者確認ツール】
国が主体で進めている、※3「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」を利用すると、陽性者と1m以内、15分以上の接触の可能性がある場合に通知されるアプリです。速やかな検査や治療につながるため推奨してるようです。
【まとめ】
長くなってしまいましたが、時には自分の身は自分で守ることも必要だと思います。そのためには多くの情報を集め、集めた情報を整理し、より正確性を高めていくことが大切ではないでしょうか。大切な家族や友達、同僚を守るため、今一度、感染予防の徹底と情報把握を行っていただけたら幸いです。
参考資料
※1厚生労働省:新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター
※3厚生労働省:新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19
厚生労働省:新型コロナウイルス感染症の影響による特別労働相談窓口一覧
厚生労働省:新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(11月28日各自治体公表資料集計分)
厚生労働省:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
BY CI