寒くなり始めたこの季節。風邪を引きやすくなったり、体が冷えてなかなか寝付けない、という方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが「ホットワイン」。体を温めてくれるだけでなく、特別感を感じられるこのドリンクを飲めば心もほっこり、リラックスすることができます。
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ホットワインとは
「ホットワイン」というドリンクは、日本ではあまり知られていないと思います。しかし、ヨーロッパでは寒い季節になると、「ホットワイン」の屋台をよく見かけます。ワイン大国フランスでは、「ヴァン・ショー!ヴァン・ショー!(ホットワインのこと)」という大きなかけ声とともに「冬の風物詩」ともいえるドリンクとなっています。
「ホットワイン」に使われているワインは主に赤ワインです。赤ワインにオレンジピールやシナモン、クローブなどのスパイス、そして砂糖やはちみつを加えて熱します。火にかかったワインはアルコールがほとんど飛んでいるので、お酒が苦手な方でも飲みやすいです。
期待できる効果
赤ワインの成分のひとつであるポリフェノールには、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ働きがあります。また、美肌効果やアンチエイジングの効果も期待できます。スパイスとして用いられるシナモンには、抗菌作用や抗炎症作用などがあり、医学界でも注目されているスパイスです。そして、はちみつは風邪予防に効果的なカラダにやさしい甘味料です。
このように、ホットワインにはさまざまな効果が期待できます。
簡単ホットワインのレシピ
「ホットワイン」の作り方はいたってシンプル。冷蔵庫に余ったワインやスーパーのお手頃価格のワインでもおいしいドリンクが作れてしまいます。
①お鍋にお好みの量のワインを入れる。
②つづけてお鍋にお好みのスパイスを投入。(シナモンやレモン、クローブがおすすめ)
③はちみつや砂糖で甘さを加える。
④中火にかけて、沸騰直前になったら火を止める。
⑤茶こしなどでスパイスを取り除き、カップに注いだら完成。
おすすめの分量
・赤ワイン300ml
・はちみつ大さじ1
・レモン1/4個
・シナモンスティック1本
・クローブ3粒ほど
鍋で作るのが面倒な場合は、耐熱カップに赤ワイン、はちみつ、シナモンなどを適量入れて加熱すれば、簡単にホットワインを作ることもできます。
ホットワインで寒い季節を乗り切ろう!
寒い季節にぴったりの「ホットワイン」。スパイスのきいたちょっぴり大人なこのドリンクは、身体だけではなく心もほっこり癒してくれます。ホットワインには風邪や冷えを予防する効果もあるので、体調管理にもおすすめです。
BY RM