最近ではサウナ―という言葉ができるほど、サウナに通っている人が急増しています。サウナには温熱効果があって、汗をかいて代謝が良くなったり、冷え性を改善してくれたりします。健康に良いとされるサウナ。「サウナに入ったからリラックスできて疲労回復になった」という言葉もよく聞きますよね。実はその常識だけは間違っているかもしれないのです。
Contents
1.サウナに入ると血管が拡張する
サウナに入るとからだが温まります。からだは何とか熱を逃がそうと、汗をかくことで対処しようとするのです。また、サウナに入るとからだが温まるので血流や代謝が良くなります。縮んでいた血管も拡張して、熱を外へ逃がそうと働きます。
2.サウナに入ると交感神経が優位になる
私たちには自律神経という神経がそなわっており、活動状態をつくる「交感神経」とリラックスモードをつくり出す「副交感神経」の2つに分けられます。サウナでからだが異常に温まり、血管も拡張すると交感神経が活発になります。リラックスモードをつくる副交感神経は働かないので、サウナに入るとリラックスするというのは間違った常識なのです。
3.サウナに入るとカロリー消費量が増える
また、サウナに入ってからだが異常に温まり、血流や代謝が良くなるとカロリー消費も増えます。エネルギーをたくさん必要とするので、からだには徐々に疲れが溜まっていきます。したがって、サウナで疲労回復は起こらないどころか逆に疲労が溜まってしまうのです。
4.まとめ
サウナでリラックスや疲労回復できるという噂はウソだということがわかりましたね。しかし、サウナに健康効果がないわけではありません。血行が良くなったり冷え性を改善してくれたりと、健康に良い効果もたくさんあります。ぜひサウナを利用していきましょう。
BY HN