『間食のススメ』

間食のススメ

皆さんは、「間食」と聞くと、何を思い浮かべますか?
チョコレートやクッキーなどの甘いスイーツやスナック菓子などを思い浮かべましたか?
本来の間食の目的は、朝食・昼食・夕食で得られる栄養素を補うことや、気分転換や生活にうるおいを与えるなどの役割があります。しかし食べ過ぎは、肥満にもつながる可能性がありますので、回数・量・質を考え、1日の栄養素の不足を補えるようにしましょう!
今回は、健康維持を目的とした、間食におすすめの食品をご紹介します。

その食品は、脂肪分、食物繊維、たんぱく質が豊富なナッツ(木の実)です。
一般的には、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオナッツ、マカデミアナッツ、ピーカンナッツなどが知られています。ヨーグルトやサラダはもちろん、魚や肉料理まで幅広い応用ができる魅力的な食品なのです。

それでは、どのくらいの量を食べればいいのでしょうか?
厚生労働省のe-ヘルスネットによると間食の適量は、一般的に1日200kcal(キロカロリー)程度いわれています。
ナッツの種類によっても、エネルギー量(カロリー値)や有益な栄養素は異なりますが、片手の手のひらに軽く一杯(約30g弱)を1日の目安と考えてください。アーモンドの場合は、これで約160kcalになります。
そして、ナッツをお店で選ぶ際は、砂糖や食塩などがあまり添加されていない、なるべくそのままの状態のものをおすすめします。ナッツの加工製品は大量の塩や砂糖を含んでいる場合が多いからです。

ナッツを1日あたり 約30g摂取することで飽和脂肪酸やコレステロール値が低下し、心臓病のリスクが低くなる可能性があるといわれています。さらに研究によると、血糖値の改善や特定のがんのリスクが低下し慢性疾患のリスクを減らす可能性があるともいわれています。
一概にナッツといっても、色々な種類やそれぞれが持つ特有の栄養素がありますので、ご自身に合ったナッツをお好みでミックスしてそれを間食に取りいれてみてはいかがでしょうか。

※一部のナッツはアレルギー特定原材料等に含まれています。アレルギー体質の方、また
は何かしらアレルギーをお持ちの方は必ず医師に相談してから摂取しましょう。

(参考文献)
厚生労働省e-ヘルスネットhttps://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
日本ナッツ協会http://www.jna-nut.org/
Healthline https://www.healthline.com/

BY MK