日本人ならほとんどの方が知っている「お茶」ですが、その発祥は、紀元前2700年頃の中国とも言われています。今や水市場も人気化していますが、お茶に関する研究も進められていて、お茶には体に良いとされる成分がたくさん含まれていることが判明してきています。その中でも特に、3つの成分をご紹介します。
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【カテキン】
虫歯はミュータンス菌という原因菌が作る酸によって、歯の表面を溶かすことで起こると言われてます。カテキンはこの原因菌の増殖を防ぐ抗酸化作用があります。また、O-157に対しても強い抗菌作用があり、カテキンでうがいをすると、インフルエンザ予防にも有効と言われています。そして、抗酸化作用は老化防止にも効果があるそうです。
【カフェイン】
代表的な作用には、覚醒作用・利尿作用があります。カフェインは脳の神経を興奮させるよう作用するため、眠気を防いだり、知的作業や運動能力を向上させる効果があります。また、持久力の向上や二日酔いにも効果があると言われています。
【アミノ酸(テアニン)】
カフェインを過剰に取り込むと、強い興奮作用が働きますが、テアニンはその覚醒作用を抑え、適度な覚醒作用にしてくれてます。自然が作り出す、絶妙なバランス作用です。また、脳の神経細胞を保護してくれたり、リラックス効果であるα波が上昇することも、明らかになりつつあるようです。
【まとめ】
お茶にはまだたくさんの、体に良い成分が含まれてそうです。今後も研究がすすめられ、デメリットなどを克服し、お茶が体にいいことがますます明らかとなれば、健康のため、お茶はもっと人気化するのではないでしょうか。
参照・引用ページ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/cha/attach/pdf/ocha-7.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/11806001/c_11.pdf
https://www.ds-pharma.co.jp/sukoyaka/resolution/vol4.html
BY CI